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「勘違い」　

　リフォーム業者の会員から光市のショールームで開催するイベントに誘 われ、見学と夕方からの打ち上げに会員で参加することになりました。 　

　イベント前日になったので「明日イベント行くよね？」と会員にメールをすると 「イベントは無理やね」と何が無理なのか、意味不明の返信が届きました。 　

　この会社のイベントには興味があったので、一人でも見ようと早目に長門を 出たものの、やっと着いた会場には、なぜか人の姿はなく静まり返っています。 　

　開催時間は土曜日の午前10 時から午後4 時のはずですが、時間を間 違ったかもしれないと、スマホの時計を見ると、まだ２時過ぎです。 　

　もしかしたら早目に終了したのかもしれないと思っていると、目に飛び込 んできたスマホの日付の横の「金曜日」の文字に声が出るほど驚きました。 　

　な、なんと土曜日は明日、今日は金曜日。

　そうイベントは明日だったのです。 　こうなったら帰るしかないと諦めていると、主催者から「今日の6 時半、場所 は…」とメールが届きホッとしたものの、なぜ打ち上げをやるのか謎です。 　

　打ち上げ会場に着くなり「曜日を間違えた～。イベントは明日やったんや ね」というと、爆笑かと思いきや、みんなは微妙な表情で、苦笑いです。 　

　意外な展開に戸惑っていると主催者が「曜日が違うってより、そもそもイベ ントは先週だったし、これは打ち上げじゃなく親睦会」というと今度は大爆笑。 　

　勘違いがひど過ぎて、笑いも取れない私は「（イベントは先週終わってるか ら無理）と、きちんとメールを打たないと」と開き直りました。我ながら呆れる。