社長歳時記 2023年10月

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「55年前の入賞作品」

 先月リフォーム工事が完成したので、お客様宅へ挨拶に伺いました。  

 主人も奥様も良く知っている方なので、チラシの話をしていると 主人が「猫のコスプレより、お前のバカ話が面白い」と言われました。  

 バカ話とは社長歳時記のことですが、そのひと言がきっかけで奥 様が「そうそう、やっちゃんは昔からおもしろかった」と言われました。  

 奥様は私より1学年下の真面目な女子だったので、どうげん坊主 の私は、あまり接点がないと思っていたので、その言葉は意外でした。  

 その上「今でも時々、やっちゃんが、作った標語を思い出すんよ」 と言われ「えっ、あの小学6年生の時に貼り出された歯の標語?」と 聞き返すと「そうそう、今でも言えるよ」と言われ、益々驚きました。

 (※注: 文中に登場するやっちゃんは職業ではなく、私のあだ名です)  

 人生で賞と名の付くものは数少ないので当然、私は覚えていますが 本人以外が55年も前の標語を覚えてくれているなんて夢のようです。  

 すると奥様が「じゃあ言うね。ハハハハハ…」と言いかけたので私 が「待って、続きを一緒に言うから。せ~の」と言うと「きれいな歯な ら笑えます!」とぴったり揃い、二人は子どもの様に大笑いです。  

 続け様「ハハハハハは漢字で歯歯歯歯歯よね」と言われ、更に感動。

 「歯の標語なのに虫歯じゃなく、笑顔をテーマにしたのが印象的 だったから覚えてる」との感想をもらい、もう最高の日になりました。  

 でも最近、歯が割れ4本の義歯を取り外した私。孫娘に「笑うと歯 がなくてスカスカで変よ」と言われ、今は「歯歯」としか笑えません。