社長歳時記 2013年2月

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「動物、好き?嫌い?」

 昨年末に帰省した息子から、犬を飼い始めたと聞きビックリしました。  

 普通なら驚く話でもないのですが、息子は幼少期から動物が苦手でした。

 我が家に柴犬のベックが来た時は高校生でしたが、その頃でも触るどころ か、目を合わせるのも無理だと言っていた程の動物嫌いだったのです。  

 その苦手意識は大人になっても変わっていませんでした。 
 
 仕事先で訪問し た家の玄関ドアを開けると廊下にいた犬が近付いて来だけですが、息子は 一目散に外に飛び出し、乗って来たトラックの屋根に飛び上がったそうです。  

 それを見た家の人は犬を離していた事に恐縮されたのですが、まさか体 格のいい青年がそこまで驚くとは思わなかったそうです。チワワですからね。  

 また私の父も動物が苦手でした。初めて子犬のベックを見て「こりゃ大き い」と驚くので「何が?」と聞き返すと「そっちかと思った」と10cm 程度の犬 のぬいぐるみを指差した程です。

 いや本物の犬も十分小さいですけどね。  そんな男性陣に対して女性陣は真逆です。娘と孫はいつもベックと一緒 に寝たり、泥で汚れた野良猫でも平気で抱っこしたりと動物が大好きです。  

 そして私の母にいたってはベックと遊んだ後、娘に「その手どうしたの?」 と聞かれ、手から血を流しながらも「まあベックの甘噛みい〜ね」と笑って いるほどの動物好きでした。

 でも、これ甘噛みと言えますかね。  

 こんな風に動物の好き嫌いの違いは幼い頃の体験や性格、環境、遺伝子 までも関係しているらしいのですが三十才後半で突然、動物好きになるっ ていうのは何でしょう。

 しかも、いきなりフレンチブルドッグを2頭って。