社長歳時記 2022年8月

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「小さな勘違い続きの一日」
 
 高速道路を走っているとトンネル手前で電光掲示板に「漏水あり」 と表示している道路パトロールが停車していました。  

 こんな所で水道管が破裂?と地面を気にしながらトンネルに進入。 すると突然、上から大量の水がフロントガラスに降ってきました。

 漏水は 水道ではなく天井からの雨漏りだったという朝一番の勘違いでした。  

 そして同日ビジネスホテルに宿泊した私は深夜眠い目をこすりな がらトイレへ。そこは長く薄暗い部屋で肝心の便器は見当たりません。  

 そんな広い空間に戸惑いながらもエレベーターを見つけた時、今、 私はトイレではなく部屋の外の廊下にいるのだと気付いたのです。  

 そして数秒後、呆然と立ちすくむ私の後ろで玄関ドアが閉まり、 カチャッという自動ロックの音が聞こえました。  

 急いでフロントに行きたいのですが、暑い夜だったのでシャツと パンツだけしか身に着けていない私は暫く動けませんでした。  

 しかし何とか気を取り直しエレベーターに乗り込み、鏡の中の自分 の姿に再度、挫けそうになりながらも、あとは神頼しかないとフロント に女性がいない様に祈りながら1階のボタンを押しました。  

 そんな必死の願いが通じたのか誰にも会う事もなく、フロントも 男性職員で、目は笑っている様でしたが特に私の超ラフな服装には 触れず、部屋の鍵を開けてくれました。

 いい人で良かった~。  
皆さんも小さな勘違いの日ありますよね。えっ、小さくないって。