社長歳時記 2026年2月

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「剣道部」

 高校時代の同級生が、リフォーム工事をご検討中のお客様を紹介してくれました。感謝感激です。

 さっそくご挨拶に伺ったところ、嬉しさのあまり思わず高校時代の思い出話までしてしまいました。

 それから二週間が経ち、工事完了のご挨拶に伺いました。

 メーカーの担当者が数名来ていたので、思わず得意げになり、「このお宅を紹介してくれたのは、剣道部で共に汗を流した仲間なんよ」と話してしまいました。

 すると奥様から「でも、汗を流したのは一か月だけでしょ?」と絶妙なツッコミが入り、その場は大笑いになりました。

 そうでした。前回の挨拶の際、私はうっかり「朝は6時に家を出て、夜は9時に帰っていました。コウモリみたいな生活が嫌で、一か月で退部しました」と話していたのです。

 詳しく言うと、高校入学当初の私はやる気満々でした。

 ところが部活を終えると、玉江駅19時49分発、人丸駅20時49分着の最終列車にしか乗れなかったのです。

 この時間帯の列車は乗客が少なく、車内はとにかく暗く、寂しいのです。

 たまに見かける学生といえば、学ランが妙に長い人ばかりでした。

 慌てて寝たふりをしてやり過ごすなど、練習の汗以上に冷や汗をかく日々でした。

 しばらくして高校生活にも慣れると、行き帰りの通学時間を、もっと楽しく過ごしたいと思い始めました。

 そして奥様のご指摘のとおり、5月に入った頃に剣道部を退部しました。最終列車で帰るのがそれほど嫌だったのです。

 それでも、中学時代のように「赤胴鈴之助みたいでかわいい~」と声をかけてくれる女子の先輩がいたなら、部活を続けて、堂々と「共に汗を…」と言えたかもしれませんけど…。

 そうはいっても、当時の工業高校は生徒の99%が男子だったからな~。