社長歳時記 2026年1月号
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「ハイカラな年」
夕食を終え、風呂に入ろうとしていた時のこと。
隣に住む中学三年の孫娘から「じいじ、相談があるから来て」と電話がありました。
こんな時間の相談は、どうせろくな話ではなさそうです。「面倒な話?」と聞くと、「ちょっと面倒かも」との返事に、ますます足取りは重くなりました。
リビングに入って「相談って?」と聞くと、本人はソフアでスマホを眺め、薄ら笑い。その横で娘が「何か気づかん?」と言うので部屋を見回すと、毛布をかけたコタツほどの箱が目に入ります。
「またこのパターンか」と半ば呆れながらも、ドッキリであれと祈るように毛布をめくると、案の定、子猫が一匹ちょこんと座っていました。
娘は私の驚く顔を撮ろうとスマホを構えていましたが、思いのほか冷静な私に「おもしろくない」と拍子抜け。
いや、驚いてはいるのですが、「孫の思春期の悩み」と「猫一匹」なら、祖父としては後者の方がはるかに軽い。内心(ニャイ心)、ホッとしていたのです。
ところが翌日、送られてきた動画を見ると、ケージの中の猫が二匹に増えていました。「どういうこと?」と聞くと、「父さんが『十匹になったかと思ったら九匹か』つて残念そうだったから、もう一匹迎えに行った」と、私のせいだと言っています。
いや、あの時は孫の悩みじゃなかったので、ホッとし軽い冗談を言っただけなのにな~。
こうして猫はついに二桁になってみると、むしろ思春期の悩みの方が軽かった気がします。
それでも気を取り直して、名前を付けなくては。 クリスマスの月にやって来たので、女の子は「メリー」、男の子は「イヴ」。
すると娘が「ポン、ポコ、チビ、タマに比べて急にオシャレすぎん?」と苦笑い。
そんなこんなで今年は、舶来風の名前の猫たちとともに、ハイカラな年になりそうです。
夕食を終え、風呂に入ろうとしていた時のこと。
隣に住む中学三年の孫娘から「じいじ、相談があるから来て」と電話がありました。
こんな時間の相談は、どうせろくな話ではなさそうです。「面倒な話?」と聞くと、「ちょっと面倒かも」との返事に、ますます足取りは重くなりました。
リビングに入って「相談って?」と聞くと、本人はソフアでスマホを眺め、薄ら笑い。その横で娘が「何か気づかん?」と言うので部屋を見回すと、毛布をかけたコタツほどの箱が目に入ります。
「またこのパターンか」と半ば呆れながらも、ドッキリであれと祈るように毛布をめくると、案の定、子猫が一匹ちょこんと座っていました。
娘は私の驚く顔を撮ろうとスマホを構えていましたが、思いのほか冷静な私に「おもしろくない」と拍子抜け。
いや、驚いてはいるのですが、「孫の思春期の悩み」と「猫一匹」なら、祖父としては後者の方がはるかに軽い。内心(ニャイ心)、ホッとしていたのです。
ところが翌日、送られてきた動画を見ると、ケージの中の猫が二匹に増えていました。「どういうこと?」と聞くと、「父さんが『十匹になったかと思ったら九匹か』つて残念そうだったから、もう一匹迎えに行った」と、私のせいだと言っています。
いや、あの時は孫の悩みじゃなかったので、ホッとし軽い冗談を言っただけなのにな~。
こうして猫はついに二桁になってみると、むしろ思春期の悩みの方が軽かった気がします。
それでも気を取り直して、名前を付けなくては。 クリスマスの月にやって来たので、女の子は「メリー」、男の子は「イヴ」。
すると娘が「ポン、ポコ、チビ、タマに比べて急にオシャレすぎん?」と苦笑い。
そんなこんなで今年は、舶来風の名前の猫たちとともに、ハイカラな年になりそうです。



