社長歳時記 2024年12月

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「お散歩ボランティア」

 動物保護施設「ちびたまのしっぽ愛護会」に古新聞を持っていくと、犬の散歩ボランティアが不足していると聞いたので、せめて夕方だけでもと思い手伝うことにしました。

 犬の散歩に抵抗はないものの、初対面の犬との散歩に不安を感じていた私は、いちばん人慣れした犬を選んでもらい、歩き出しました。

 ところが、大人しいと聞いていたものの、いきなり走り出したり、急にUターンしたりと、なかなか息が合いません。

 そんな様子を見かねたスタッフが、ただ人見知りをしているだけだからと、代わってくれると、その犬はすぐに落ち着き散歩を始めました。

 次は私を気に入ってくれる犬にしてほしいというと、選んでくれたのは若いオス犬の「元気」くん。

 ちょっとヤンチャそうな名前に、内心ビビッていたのですが、意外に素直な犬で、初散歩はスムーズに任務完了です。

 少し自信がついた私はその後、2匹の散歩を済ませ、もう一匹行こうとすると、最後に任されたのがダックスフントの「ココア」。

 「ココア」は高齢なので施設の駐車場内での超スローペースの散歩なので、少し疲れた私にはありがたい人選、いや犬選でした。

 こんな散歩がしばらく続いたある日、ふと気付くと、今までズキズキしていた足の裏の痛みが消えていたのです。

 ますます歩きやすくなった私は今日も「元気」に歩いて「ココア」でホッと一息です。